iPhoneアプリを開発するために
xcodeをダウンロードしてインストールする必要があります。
しかし、xcodeのインストール中にiTunesを起動していると
「installation alert」が表示されてiTunesを終了してくださいと
表示され、インストールが途中で止まってしまいます。
コレが出るとけっこう厄介で、指示通りにiTunesを終了しても
「installation alert」のアラートがまったく消えません。
インストール終了まで残り2分というところなので
また一からやり直すのはイヤなのでグーグルで検索して
Terminal.appから「installation alert」を
終了すれば良いとわかりました。
Terminal.appを使わないと終了できないって
なんかおかしいと思いますが、開発者向けのソフトなので
この程度のハードルを乗り越えられないでどうする!!
みたいな感じなのでしょうか?
「installation alert」を消す方法としては
アプリケーション→ユーティリティ→ターミナルを起動して
以下のコマンドを実行すれば終了します。
まず、ターミナルを起動すると「$」が表示されます。
各環境によって$マークより前にユーザー名が変わります。
"ユーザー名"$
「$」から後にコマンドを入力して実行します。
$ ps aux | grep iTunes
これを実行すると現在動いているプロセスが
こんな感じで表示されます。
290 0.0 0.1 2742616 6572 ?? S 7:02AM 0:00.08
/Applications/iTunes.app/Contents/MacOS/iTunesHelper.app/
Contents/MacOS/iTunesHelper -psn_0_94231
4372 0.0 0.0 2435116 528 s000 S+ 7:40AM 0:00.00 grep iTunes
「iTunesHelper」というのが「installation alert」の
プロセスになります。このプロセス番号を調べます。
この例のプロセス番号は「290」です。
プロセス番号「290」を指定してプロセスを終了します。
$ kill -9 "290"
これで「installation alert」を終了できます。
■「installation alert」を終了するためのターミナルコマンド
$ ps aux | grep iTunes // プロセス番号を調べる
$ kill -9 "プロセス番号" // プロセスを終了する