iOSアプリを作るにはサンプルコードがあると
制作が圧倒的に楽になります。
なぜならサンプルコードをちょっといじるだけで
オリジナルアプリを作成することができるからです。
とはいえ、サンプルコードは動作確認程度の
簡単なアプリなので、それに機能を使いしたり
加工したりするのは比較的簡単です。
iPhoneアプリを作るためのサンプルコードを公開している
サイトはいくつかありますが、Appleもサンプルコードを
公開しています。それも大量に。
これを使わない手はありません。
Appleが公開しているサンプルコードは
「iOS Developer Library」で公開されています。
iOS Developer Library – Sample Code
2013年3月30日に調べてみたら
サンプルコードは1691件ありました。
古いサンプルコードは今のXcodeで動かないものも
あるでしょうが、相当なサンプルの数があります。
サンプルコードは左メニューの[Resource Types → Sample Code]項目を
クリックするとサンプルコードだけが表示されますが、ジャンル分けがされていないので
わかりづらいです。
なので、画像やアニメーションのサンプルコードを探す場合は
「Topics」の中から「Graphics&Animation」を選択して
「Resource Type」が[sample Code]になっているものを
探した方がサンプルコードを探しやすいです。
試しに「Graphics&Animation」の「GLEssentials」を
ダウンロードしてみましょう。
グラフィック関係のサンプルなのでわかりやすいと思います。
「GLEssentials」がどういうアプリかは英語で書いてあるので
よくわかりませんが、とりあえずXcode4.5.2のiOSシミュレータで
動かしてみました。
動かしてみたら、こんな画面が表示されました。
3Dのモンスターがくるくる回っていて下の床が
鏡面になっているので同じように上のモンスターが
くるくると回っているのが写ってます。
タッチとかしても動かせないので
どうやら3Dキャラクター表示のサンプルみたいです。
コードを調べてみると「demon.model」という
3Dモデルを読込んでいるみたいなので3Dモデルを用意して
「demon.model」の部分を書き換えれば表示が
変えられそうです。
このサンプルコードから作れそうなアプリは
3Dモデルビューワーですね。
タッチ操作で向きとかを変えたり、拡大縮小も
できるようにしたら、ちゃんとしたアプリになりそうです。